2020年7月5日,福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也捕手が3試合連続のスタメン落ちですがワケは何でしょうか?配球リードや打撃についても興味がわきます。そこで甲斐拓也捕手のスタメン落ちのワケや配球リードや打撃について分析してみました。
目次
甲斐拓也捕手のスタメン落ちのワケは?
7月3日金曜日から3日(3試合)連続で福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也捕手がスタメン落ちしていますが,そのワケは何なんでしょうか!?
以前,甲斐拓也捕手は工藤監督から「来ない球を要求しても来ないから,投手の特徴や状態によって配球を工夫するように」と指摘を受けスタメンからハズされるということがありました。
今回甲斐拓也捕手がスタメン落ちになったワケは,度重なる痛恨の一発を打たれるリードが目立ち,7月2日木曜日の日本ハム戦ではホームランを3本打たれ,最後はサヨナラの逆転打を打たれるという配球リードに,工藤監督から愛想をつかされたとも思われます。
確かに,打たれたのは投手がそこに投げた結果ではありますが,そこに要求して打たれた場合は,捕手の配球リードが原因となるわけですから,「おいおい,もうちょっと考えて配球リードやれよ!?」みたいな感じで,工藤監督の怒りをかったのかもしれません。
甲斐拓也捕手と言えば,今年から野村元監督の背番号19を譲り受け,気持ち新たです。甲斐キャノンでバッタバッタと盗塁走者を牽制死させる鉄砲肩の持ち主でもあります。また,昨年の日本シリーズでは,巨人相手に強気のリードを貫き,巨人打線を沈黙させました。吉と出るか凶と出るか,捕手の配球リードにはとても難しさがありますが,甲斐拓也捕手には何とかその難しさを克服してもらい,最強の捕手になってもらいたいものです。
甲斐拓也捕手の配球リードも!
甲斐拓也捕手の配球リードについて,もう一度分析していきたいと思います。
まず,右打者に対して甲斐拓也捕手がインコースを要求する場合,右打者の懐ギリギリのあたりにキャッチャーミットを構えます。ボク的には,甲斐拓也捕手の構えたところに投げるのはよほどコントロールが良くないと無理だと思いますから,ボール1個分でいいので,ギリギリの一歩手前あたりに構えると良いのではないかと思いますが,いかがなものでしょうか!?
左打者の場合も同じで,左打者のインコースギリギリのところから一歩手前あたりにキャッチャーミットを構えると良いのではないかと思います。
また,配球リードですが,甲斐拓也捕手は同じコースに何球も続けて要求することが多いと思いますから,それは止めたほうが良いのではないかと思います。ボールは一般的に対角線に投げると言いますが,やはり内角,外角と変化球を混ぜて目先を変えながら投げるのが良いと思うのですが,素人考えになるのでしょうか!?
それから,打者を見て,速球で勝負するのか変化球で勝負するのかも考えたほうが良いと思います。速球で勝負するためには,千賀滉大投手のように160km近くの玉を持っていないと厳しいと思うのですが,いかがなものでしょうか!?
甲斐拓也捕手の打撃も!
ここ6試合の甲斐拓也捕手の打撃を見ますと,やはり7月2日木曜日の打撃がよくありませんでした。タイミングが合わなかったので空振りの三振ばかりだったのだと思いますが,体の開きが早いというか,はじめから引っ張りに入っているといった感じの振りで,打てそうな感じがしませんでした。
昨年.260打って今年は現時点で.229。7月2日のような打撃で昨年と同様な結果を残すことが出来るのでしょうか!?
甲斐拓也捕手にとって憧れのメジャープレーヤーであるヤディアー・モリーナ選手が2018年に日米野球で来日しましたが,ヤディアー・モリーナ選手の打撃のほとんどは右狙いの打撃で,安打もけっこう多かったような気がします。
甲斐拓也捕手もヤディアー・モリーナ選手のように,はじめから右狙いの打撃を心がけていけば,打率も向上して良いのではないかと思うのですが,どうでしょうか!?
甲斐拓也捕手の右狙いの打撃は,打球もけっこう飛び,ホームランは出にくいかもしれませんが,甲斐拓也捕手の体型にあった打ち方ではないかと思いますので,甲斐拓也捕手,今後は引っ張りを捨てて,右狙い一本でいってください。お願いします。
甲斐拓也捕手の甲斐キャノンも!
2年前の広島との日本シリーズで甲斐拓也捕手は,甲斐キャノンを炸裂させ,盗塁刺殺記録を更新させすばらしい活躍をされました。
甲斐拓也捕手は,この甲斐キャノン炸裂に対して,「投手の牽制に連動した動きなので,自分の甲斐キャノンだけで盗塁を刺しているわけではありません。」とよく言いますが,7月2日木曜日に限っては,まさにその通りだなぁと思いました。
7月2日は日本ハムの西川選手や中島選手に2盗を決められ,甲斐キャノンは不発に終わってしまいました。ボクは甲斐キャノンが不発に終わるシーンを初めて見ましたので,驚き桃の木山椒の木という感じで,びっくりしました。
甲斐拓也捕手が甲斐キャノンを発動できなかった時は,何が魅力で売りになるのだろうかとふと思い,寂しい気持ちにすらなりました。
甲斐拓也捕手,甲斐キャノン発動,よろしくお願いします。
まとめ
・甲斐拓也捕手が3試合連続でスタメン落ちしましたが,次のスタメンはいつになるのでしょうか?
・甲斐拓也捕手の配球リードが今後改善され,痛恨の一発病から脱することが出来るのか!?注目しましょう。
・甲斐拓也捕手の打撃は,今後どうなるのでしょうか!?はじめから右狙いの打撃改善を期待しますが,甲斐拓也捕手は打撃の工夫をいかにしていくのでしょうか!?注目です。
・甲斐キャノンが不発に終わるシーンがありましたが,甲斐キャノンは復活するのでしょうか!?注目していきましょう♬
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